意外な形でイースターを楽しむことができました

シンガポールの素晴らしい点。それはいろいろな文化を生体験できること。例えば保育園の時点でたくさんの文化を経験することができます。ムスリムの先生ならヒジャブを被っていたり、中国語の歌でダンス(?)をしていたり。一方、日本人の友人の中には自国の言葉で会話をすることについて否定的な人もいます。どういうことかというとシンガポールにせっかくいるのだから英語で話すべきという主張です。もう少し極端な例になると日本人とは関わりたくないという気持ちから、なるべく日本人以外の人種と仲良くする人もいます。

 

でも私はそれぞれの人がそれぞれの国の言葉で話すのを聞くのが大好き。たまたまですが、私の同僚の中にはインドネシアから来ている人も多数います。なのでインドネシア語が活発に交わされるなんていう状況もあります。その時に英語で話しているだけだと感じ取れないその人の個性や感情が言葉に乗るような気がしてとても面白いのです。その人の表情もぱあっと輝くのでそういう変化をみるのも楽しいです。

 

さて本題のイースター。先週末はイースターでした。我が家のアンティは敬虔なキリスト教徒。イースターについて聞くと Mom, 断食を1週間ぐらいする人もいます とのことだったので、ひょっとしてアンティも?と思ったら いえ、私は断食なんて無理 とのことで、しっかり冷蔵庫にはコカ・コーラが入っていました。 さて、イースター当日。

その日、午前外出し、午後家に帰ってみると、うさぎが家の中にいる!!!

 

 

 

 

夫曰く お隣のオーストラリア人ご夫婦が下さったそうです。しかも可愛らしい卵のチョコ付きでした。  

実はこのご夫婦、奥様の方はスーパーフレンドリーなのですが、ご主人はすごくシャイ。シャイというか挨拶をしても目を合わせないし、話さないしであまり他人と関わりたくないのかと思っていたのです。我が家は子供たちがいるときはほぼ動物園なみにうるさいのでむしろ苦情がきたらどうしようとビクビクしていました。

たまたまその日の夕方、ご主人に偶然あったのでお礼をいうと、ほぼ初めて

Enjoy your chocolates

と返してくれて、私も主人も心底びっくり。初めて目をみて口を聞いてくれたね、と二人で話しました。 翌日、アンティにこの話をすると

Easterはクリスチャンにとってはとても特別な日だからよ

 

とのことでした。調べてみると、Easter Bunnyはサンタクロースと似ていて、チョコレートをもらえるのは良い子だけなんだとか。 よし、「サンタさんが来てくれないよ」に追加して「イースターバーニーが来なくなるよ」を子供たちへの脅し文句としようとイースターバーニーは子供部屋に飾っています。お隣の夫婦が実はとても優しかったということが判明した、私たち夫婦にとって思いがけないイースターの出来事でした。    

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