マラッカ~炎天下での回り方と子供たちからのブーイング~

さて、マラッカ旅行の次の日。残念ながら晴天。雨じゃないだけましだけど、これは結構きついかもと麦わら帽子をかぶって出発。

マラッカ教会からフランシスコ・ザビエルまでは元気だった娘2人ですが、戻るころには不満を言い出しました。たいして歩いていないのに足が痛いとか疲れたとか。普段なら叱り飛ばすところですが、ここはマラッカ。しかもまだ行きたいところには行きついていない。なので2人の機嫌をとるべくトライショー(ギラギラの装飾がほどこされた自転車)に無駄にのり、25リンギット払いました。

ここでエネルギーをチャージし、サンチャゴ砦を目指します。16世紀にたてられた建物でフランシスコ・ザビエルも泊ったんだとか。フランシスコ・ザビエルさんの生涯は壮大で(16世紀にスペインに生まれ、インド、日本などアジア各地を回る)、なかなか奥が深い。砦の石碑にかかれている歴史を読んでいると、お姉ちゃんからの帰ろうコール。まだものの10分もたっていませんが。

やむなく下山。またトライショーに乗りたがる下の子。夜も乗る予定だし、歩いてすぐなのにいくらなんでも乗りすぎだろうと拒否。でもここでの拒絶が作戦ミスでして、その後ジョンカーストリートを抜けて、ヘリテージ博物館につくまでお姉ちゃんと妹ちゃんがけんかし続けるという悪夢。トライショーをケチんなかったらよかったと若干後悔しました。

ヘリテージ博物館は安定の美しさでして、しかも冷房がきいているので二人とも大人しくしていました。プラナカンの人々は大家族で住み、お姑さんが強く、若いニョニャ(お嫁さん)は意見が出来なかったとか、現代と相通じるところもあり説明書きを読むのは面白かったです。プラナカンとはStraits Chinese、すなわち海峡に生きる中国人を意味し、様々な文化を受け入れながらも彼らは中国の文化を決して捨てなかったという説明が心に残りました。

朝9時にホテルを出発し、ここまでで12時回ったところ。夕方まで子供たちのプールにお付き合いしました。

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