コロナをきっかけにやめたこと。それは寝かしつけ。去年から夫が単身赴任中につき、メイドさんの助けを借りつつも私1人で子供2人の世話をしている。メイドさんがいるから大丈夫と当初は思っていたが、私にかかる負担は思いのほか大きかった。
それでもまだ、二人が学校と保育園に行っているうちは、大丈夫だった。本格的にこれは無理と思ったのが、サーキットブレーカーに入った時。自宅で子供2人の面倒+外には出られない+仕事でパンクしそうになった。
メイドさんだって他人だ。他人の子供を自分の子供のようには面倒は見られない。例えばもし私が許可すればそれこそ一日中テレビをつけっぱなしにするだろう。そもそもうちのアンティは乳幼児の世話をしたくなくて、4歳以上の子供がいる家庭を選んだ人だ。そこは期待できない。結果的に日中は子供で手一杯になり、仕事は夜に持ち越しせざるをえなくなった。そしてそこにコロナになるなんて思いもしなったので契約してしまったデータサイエンスコースが加わり瀕死の状態になった。
ところで私はアグネス・チャンさんが好きだ。Kindleでよく本を読むのだけれど、『一人で寝かせること』はやってはいけないとあった。だから私も迷った。しかし、このまま子供に振り回され一日を終わらすことはできない、と決断し4月のある日子供たちだけで寝かせることにした。
突然決めたものだから最初に話したとき2人はパニック。泣かれたけど私の決意も固く一か月2人だけで寝かせた。もちろんスムーズに行くはずはなく、夜寝る前はカオスとなった。
そして1年たった今、2人は『おやすみ』というと自分の部屋に行く。時々お昼寝をたっぷりした次女が私の部屋を訪問してくることもある。それでも基本的には9時からはママの時間ということを理解しているようだ。
この添い寝しなくても寝てくれるというのは本当に精神的に楽で、全世界のママにおすすめしたいところだ。
『一緒に寝ること』を放棄してしまったので、代わりにこれもアグネスの本からだけど『お金に頼らなくても楽しいことはいっぱいある』ことを教えることができたらいいなと思っている。
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