メイドさんをやめたい

メイドさんが来てから約1年。CB中から頭を抱えていることがある。それはメイドさんを解雇したいということ。

3人目のメイドさん

そもそもよいメイドさんに当たるかどうかはかなり運の要素が大きい。過去、メイドさんを解雇した理由は以下の通り。

1人目:本人の金銭トラブル。精神的に不安定となったため、契約満了前に解雇。ちなみに経歴は申し分なかった

2人目:契約期間満了。しかし、満了後2,000ドル貸してほしいと言われる。断るとそこから態度が 急速に悪くなったため解雇。しかしこのメイドさん、今でも時々私にメッセージをくれる。我が家の後、7か月で2回雇い主を変える。そこでやっと我が家がとても楽だったことに気づいたのだと思う。

3人目:現在。日本人家庭で働いた経験あり。すごくいい人。性格は問題ない。しかし、後述するようにいろいろと問題が…

 

困っているところ

  1. 時間の感覚がない。特に朝寝坊には困る。

これは今一番イライラしているところ。とにかく朝起きない。平日は朝6時起床で週末は6時半起床をお願いしているが、いつも10分ぐらい遅れて起床してくる。当の私は子供達の弁当を作らなくてはいけないのでもちろんその前に起きている。だから6時には起きてほしいのだ。学校がなかったCB期間中は本人もストレスがたまるだろうと私も何も言わなかった。しかし、平常運転にもどって既に半年以上たつ。なのに朝寝坊する。

何度も本人に注意しているのに寝坊が直らない。たかが10分~15分だけど育児は朝と夜が一番忙しいのだ。ちょうど昨日もまた寝坊してきたのでもうやめてほしいと伝えると「頭痛がして、何度も夜中目が覚めた」とのこと。もしそれが本当なら病院に行った方がよい。なので「病院行ったら?」というと、もう痛くないし、行きたくないそうだ。

私自身も意外なのだが、こんなに自分が時間にルーズな人が嫌いだとは思わなかった。時間を守らない人というのはいるが、イライラするまではいったことがなかった。一緒に住むのと、すまないのとでは自分の許容度が違ってくることが分かった。

で、このメイドさんは朝起きないだけではなくすべてのことが後倒しなのだ。前のメイドさんが午前中に終わっていたことが午後8時になって終わっている。

2.料理へのやる気がない

我が家の場合、メイドさんではなく私が料理を作っている。こう書くと「料理は心の栄養だから、人任せにはできないんですね」とか勘違いする人がいるかもしれない。念のためいっとくとそんな素敵な理由ではない。単にメイドさんが料理ができないからだ。料理本を渡してもできないし、本人がYoutubeを駆使して学ぶ気配もない。

最初はそれでも任せていた。CB期間中は私が子供の勉強と自分の仕事とに忙しすぎて料理にまで手が回らなかったからだ。だが、なんだかおかしい。ものすごく量が少ないし、シンプルすぎるのだ。「鶏肉で何か炒め物作って」と頼むと本当に鶏肉しか炒めないし、みそ汁を頼んだら、みそ入り湯豆腐みたいなものが出来上がってきた。

それでも当時はリストラの話があったりと仕事が大変だったので目をつぶってきた。

で、目をつぶれなくなったのがつい先月のこと。子供2人を連れて外出し、夕ご飯を頼んだ。卵とひき肉と青菜がのっかっている三色丼を頼んだ。全然難易度は高くない。本人もOKと言ったのだ。

しかし、帰宅後に仰天する。待っていたのはひき肉の炒め物のみ。汁物は私が作った先日の残りもの。

あなたは半日以上何をしてたのでしょうか?

これには私も目をつぶれない。態度を改めないならやめてほしいといった。そうすると謝ってきたけど、ちゃんと見ていないと手を抜くことがよく分かった

それでも解雇できない

解雇はしようとした。波風をたてずメイドさんを切り替えるのがベストだと思っているのでこっそりと探しはした。しかし、今は時期が悪い。フィリピンやインドネシアから直接雇用できるけれどもコロナのせいで隔離期間中のホテル滞在費はまず雇い主負担である。そしてメイドさん用の保険がコロナのせいで通常よりも高い。おまけに飛行機代、エージェントフィーもろもろは最初は雇用主が立て替えるケースがほとんどだから、初期出費が相当でてしまう。

トランスファーメイドさんとなると給与相場がかなり高い。フィリピン人で800前後、インドネシア人で700前後である。

在宅勤務が続くならメイドさんなしでも大丈夫だけど、それもいつ終わるか分からない。ということでもんもんとしている。

今のメイドさんの雇用契約はあと1年残っており、それが終わったらいったんパートタイムのメイドさんにして、もしダメそうなら出費覚悟で住み込みメイドさんを再雇用ということを今考えている。幸い?通常に戻るのは早くても2024年だそうだから、その頃には上の子が11歳だ。なんとかなるだろうと思う一方で、いろいろと生活に無理が出るのは避けたいと考えが二転三転している。

 

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