資産運用変遷
自分の資産運用のスタートから今までを振り返ってみると、
20代:養老保険(簡保)を買う。ここで初めて生命保険が確定申告で所得控除になったり、簡保の場合は配当金をもらえたりする投資初歩の初歩を知る。要は現金でずっともっているのは損だということ。この頃、同時に奨学金を全額返還する。私の頃は無利子で借りられたので本当にラッキーだった。今はどうなのか分からないけれど繰り上げで一括返還すると返還額の10%が戻ってきた。
30代:いきなりインドルピーに手を出し、大損を出す。大バカ者だ。ここでよく分からないものに手を出してはいけないという投資の初歩中の初歩を思い知る。
そこで自分でコツコツ勉強しはじめた。株式に関してはなかなかいい成績が残せたと思う。買った株式が10倍になる!!!という経験もこの頃。でも株はあまり自分の性格にむいていないことも同時に知る。株はかなり変動するし、それをリアルタイムで自分が見ることができる。これが小心物の私にはあっていない。やっぱりある程度ほっとけるものの方が自分にはあっている。ということでこの頃真剣に不動産購入を考え始める。
30代半ばで初めて居住用不動産を買う。シンガポールに来る前に売却したが、時代が素晴らしくここでかなりの利益が出る。不動産は交渉次第で値段が変わる。こういうところが面白くて自分には不動産が向いているかもと思う。思ったところでシンガポールの不動産は高すぎるので手がでないんだけど。
40代:シンガポールに来て早5年がすぎようとしている。40歳に入り、そろそろ不動産を買いたいと思った去年、コロナで断念。オンラインで買えばいいじゃんとも言われたこともあったけどそんなのは富裕層がすることで庶民がすることではない。
買おうとしている保険
日本の公的年金には期待が全く持てない昨今。健康保険は海外から入れないのに公的年金は加入できるところをみても財政がひっ迫しているんだろうと思う。
自分の老後を守るために2019年にシンガポールで保険を買った。払い込み期間は10年で60歳から受けとり開始。250sgd の受け取りが確定されている。これってすごい。
日本では確定給付年金なんて過去のものになったがここでは終身で受けとり額が固定されているものを買える。
これから買おうとしているのも年金保険だ。ただし終身ではない。60歳になった時点で受け取り期間を選べる。10年、15年、20年と自分のその時点の状況で決められる。こんなのって日本では買えない。だから積立額を1,000sgdと大きくしてCNY明けにサイン予定。
養老保険は一回スタートしてしまうと損を出しての途中解約しかできなくなる。なので入る前にファイナンシャルプランナーに相談することをおすすめする。彼らは数社の保険会社の情報を提供してくれるの比較できる。ジャパンサービスデスクがあるという理由だけでいきなり特定の保険会社にいって契約するのはお勧めできない。
ある程度大手であれば審査環境もしっかりしている。最初の終身保険では契約前に保険会社の審査部門から電話がかかってきてちゃんと担当が説明したか確認があった。
なのでファイナンシャルプランナーに相談→自分が気になる保険会社に個別問い合わせ→保険購入というのが一番いいと思う。
以上、保険のお話でした。