データサイエンスコースの修了と今後の話

データサイエンスコースを無事修了

2020年11月にデータサイエンスコースを無事に終了した。

アメリカの大学の学士がとれるけれども全てのオペレーションはインドで行われるというすごく今っぽいコースだった。お陰でだいぶインド英語が聞き取れるように。クラスメンバーも多彩でサウジアラビア、シンガポール、ドバイ、香港から参加。残念なのはオンラインコースゆえに集う機会がなかったこと。でもそれを考慮してもオンライン型のコースは快適で、もう通学型の大学は流行らないんじゃないかと思うほどだった。

最後の課題は航空会社の顧客アンケートからどの項目が満足度に寄与するのか分析するというもの。

成績は573/636で無事に9割以上のスコアを出し(7割以上の得点者64名のうち19番目)終了となった。

その後どうしようか

その後の選択肢として考えたことは以下の通り。

  1. 自己流でPythonを勉強してコンペに出してみる
  2. 大学院に行く

一番費用として安くすむのは1だと思う。そして回り道が少ない。
ただこの方法だとシンガポールである程度通じる資格をとる、ということが難しい。

あともう一つはPythonを勉強してて思ったのだけれど、データサイエンスはビジネスの現場に生かすのは少し難しいということ。

たとえば私のプレゼンをみてみよう。顧客満足度調査から分かる航空会社の改善点というお題だけれど、オンラインブッキングのオペレーションやチェックインサービスに改善余地があるという結論。でもね、この結論ってざっくりしすぎていると思いません

私は、前職で業務コンサルをしてきた。こういうプロセスの変更をする場合、何が一番大変ってシステム化するところとしないところを見分けたり、既存の業務マニュアルをどういうふうに変えるのか担当とつめたり、新規の業務マニュアルを作るところまで詰めていく作業が一番大変なのだ。

レポート一枚でざっくりと改善が必要ですねと言われて改善できれば誰も苦労しない。

データサイエンスの知識が重宝されるのって、カード利用の不正の検知だったり、価格決めだったりデータ→データだと思う。データ→人に落とし込むにはもう何ステップか必要で、社内のオペレーションを変えるにはすごく不向きだと思うのだ。もちろん、役立つと思う。うちの会社にも今はコロナのため縮小してしまったがデータサイエンスを使う部署がある。だけど今でなくともいいかなとい思ったのだ。

今迷っていること

これは前から考えていたことだけど、シンガポールCAにチャレンジしようか迷っている。メリットは

  • シンガポールで認知されている。ちなみに日本のCPAの認知度はすっごく低い。日系企業は別としてそれ以外だとふーんという感じ
  • 秘書役の仕事ができる。これは独立起業するときに結構いいと思う
  • データサイエンスは一からキャリアを構築しないといけないけどダイレクトに生かせる

こんなにメリットがあるのになぜ取得しなかったのかというと、ハードルがめちゃめちゃ高いから。Singapore CAは2段階で構成されている。Foundation→Professionalとコースを進んで晴れてシンガポールCAの取得となる。Foundationは全部で6科目。

普通は免除措置があるのだが、文系学部卒→経済学修士卒→日本CPAとなった私は一科目も免除されないということが分かったのだ。だからやめた。でもここへきての在宅勤務。しかも子供達も手がかからなくなってきたし期間限定で始めてもいいのではないかと思い始めた。

落ちたところで少し恥ずかしいだけで、会社を首になるわけではない。ということで目下思案中。

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