自分に一番近い5人が自分の今の姿である

9月で40歳を迎えました。思いの他いろいろな方から誕生日の祝福メッセージを頂きました。これまでの人生で初めてかもしれません。理由は余裕のある職場に転職し自分を見つめ直す時間が持てたこと。改めて自分の縁を大事にしたいと思い、浅く広く、時には深く人とお付き合いしてきました。

思えば今までは常に何かに追われていました。20代は就職の失敗からの会計士試験、試験にようやく受かったと思ったら次は結婚のプレッシャー。それをクリアしたら妊娠、出産。その間、同時平行で会社の業績悪化による人員削減をのりこえてきました。この40歳を迎える1年が1番平穏だったかもしれません。

自分と親しい5人が自分の現在の姿だとどこかで読んだことがあります。祝福メッセージをくれた人を中心として、現在、自分に一番近い5人を考えてみました。

  • 監査法人時代の同僚。同じく2児のママでもありシンガポールに居住。なにかあるとすぐに彼女に連絡してしまう私。人を励ますことが上手で、お茶目で飾ったところがない。
  • シンガポール人の現上司。3児のママ。友達というより上司と部下。驚異的に我慢強い。入社して1年、彼女がイライラするのをみたことがない。まだ時間はあるわ、というのが口ぐせ。
  • 日本人の同僚。国際結婚しシンガポール永住権をもつ。竹を割ったような性格。家族が一番大事ということで昇進を断っている。私とは真逆なキャリア観。でも不思議と気が合う。
  • 以前のエントリーでも書いたヤモリ退治を私に頼んできたママ友(笑)あの後、関係が復活。ゆきあたりばったりに人に何かを頼むあたりが昔の自分とかさなり、憎めない。でも虫退治はきっぱり断るつもり。
  • 最後は韓国人の同僚。3児のママ。彼女からはカードとハンドクリームをもらました。私たち2人ともこよなく日本と韓国を愛し、家族を愛し、自分のキャリアに意欲的でと心にしめる大切なものがたくさん。

むかしむかし、孔子様は「十有五にして学に志す、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順う、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず」とおっしゃいました。

40歳になってもまだまだ迷い事だらけ。孔子様も呆れておれるでしょう。でも40歳という節目にこういう素敵な人と縁があるのもなかなかに誇らしいと思えるのです。

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