先週末で半年通ったBritish Councilの授業が終わりました。1タームは3か月あり、2ターム行きました。2ターム分のうち1ターム分は会社が負担してくれました。
その感想を忘れないうちに書き留めておきたいと思います。ちなみに通ったのはBusiness Englishの一番上のクラスになります。一番上のクラスといえどもそもそもクラス分け自体がざっくりとしているので、生徒間のレベル差は相当あります。私はクラスでも英語が得意ではない部類でした。なお、日本語スピーカーは私を含めて各タームで3-4人でした。
そもそもなぜBritish Councilに行きたいと思ったのか
きっかけは会社が補助を出してくれること。あとはBritish Councilに以前子供のクラスの体験に行った時、先生がネイティブスピーカーであり、教え方が体系だっていると感じたこと。半年終えてみてこの感想は間違いではないと感じている。他の語学学校とは違い先生による教え方のバラツキが少ないと感じた。
どの点が一番伸びたのか?
ディスカッションの時に自信をもって自分から意見を言えるようになった。あとは疑問がある時にその場で質問できるようになった。これだけ?と思うかもしれないが、こちらの人は日本人のように順番に発言していくとか、発言を待つことはしない。自ら発言していくし、割って入っていくのがうまい。会社でもそうで「あなたの意見は?」なんてわざわざ聞いたりしない。自分から意見を言っていかないといけないし質問しないといけない。そこが一番伸びたと思う。他の同僚がどう思っているのかは知らないけど(笑)。先生が生徒に「指されるのを待っててはいけない」と言っていたのが印象的だった。
どういう人が向いているのか?
英語でディスカッションする必要がある人。働いていれば社内でDiscussionの機会はあるだろうし、働いていなくてもClass MotherやPT のメンバーとして学校活動に関わりたいという人には向いているし、役に立つと思う。
クラスに集まる人はどんな人か
各タームともに、生徒のかなりの人数を銀行員が占めていた。国籍については多種多様。インド、中国、タイ、韓国等。中でも英語で大学教育を受けたという(反対に私は日本の大学を出ているので英語で教育を受けた学位ではない)人が何人かいた。こんな上手に話すのに自信がないということにびっくり。逆に私が英語にコンプレックスを持つのは当たり前なんだと変な話、ほっとした。
授業はどんな感じ?
もちろん、テキストは使う。でもとにかくディスカッション形式。自分の意見を言わないといけないし相手の意見を聞いて的を得た反応を返す努力が必要。例えば自分の会社にあったらいいと思う制度(フレックス制度とか)、気になったニュースの紹介やそれがどう自分に影響するかとか。
一番嬉しかったこと
月並みだけど、友達ができた。
一番辛かったこと
最初のタームで組んだイタリア人の女性に「Can you make it faster?」と言われたこと。英語を改善するために通っているんだからそんなことを言われる筋合いはない。あなたの英語は早すぎて聞き取りずらいと言い返した。
勉強になったこと
仲良くなった中国人のクラスメイトからプレゼンのフィードバックとして「KitoriのプレゼンはGood structureなんだけど、イントネーションが分かりづらい。でも私もそうだから一緒に頑張ろう」と励ましてくれた。同じこと(「私の英語が聞き取りづらい」)を言うのでもやはり言い方次第で受け取り方は違うし、なるべくポジティブに言い換えて話す人がたくさんいた。これが教養というものなのかもしれない。
最後に、心よく(とまではいえないけれど)子守を引き受けてくれた旦那には感謝です。私も彼の出張や旅行(今とある資格試験を主人は受けていて定期的に日本に帰っている)には笑顔で送り出せるようにしよう…..。できるだけ。