以前書いた記事から早1か月。いよいよ寿司パーティーの日がやってきました。始める前は憂鬱であったパーティー。しかし、終わってみると想像以上にみんなに喜んでもらえる会となりました。
当日は朝8時から集まって、チーム5人でおおわらわ。「私、メイドを雇ってからは自分で包丁握ったことないのよ。」なんていう同僚と材料をざくざくきっていきます。私は主にご飯担当。酢飯の良い香りがパントリーにただよい、他部署からも「ねえねえ何やっているの?」とみんな興味深々。
この下の二つの写真の共通点お判りでしょうか。ベジタリアンが珍しくないシンガポール。我がチームにも2人います。彼らようにつくったベジタリアン手巻き寿司です。左の手巻き寿司はニンジン、キュウリをいれた割とよくあるもの。右の手巻き寿司は同僚曰く「Youtube」から知恵を拝借したもの。上には赤ピーマンが下にはふりかけが隠れています。
他の材料も面白くて、さつまいもとマンゴー、アボガド、など日本人同士だとまずいれないものを揃えました。斬新な材料の中で、輝かしかったのがうなぎ。みんな大好きで、「ウナギあるよ~」と声をかけると、大盛り上がり。
4チームに分かれての手巻き寿司コンテスト。

優勝したチームも逃したチームも「すごい楽しかった。」と盛り上がってくれました。
私の酢飯も無事に終了と書きたいのですが、3回炊いたうち1回を失敗してしまいました。水が足りず、ご飯が固い。それでも「Never mind – lah。もう一回たけばいいのよ」。1回酢飯にしたものを炊飯器に戻しもう一度水を足して炊くという荒業。結果はみごとに生き返りましてめでたく掃除をしてくれるアンティーとボスが持ち帰ってくれることになりました。
材料を買いまくったので、食材が無駄になるかもという心配は杞憂におわりました。パントリーに余りものを置いてとにかく他部署を巻き込み消費してもらいました。それでも余るものはみんなで速やかに山分け。足りなくなるぐらいなら買ってしまえ、余るならもち帰れというのがなんともシンガポールらしい。それにしても寿司がこんなに受けるとは。いろいろと楽しい発見のあった一日でした。