先週、第1回目の学研を提出し終えました。今回の記事は学研(算数と国語)と公文(国語)についての比較です。あくまで個人の感想であることをご承知ください。やってみた感想はどちらも値段相応。学費が高い公文の方が高い分だけ教材の質もあがるという結論になりました。今後も公文を中心としてやろうと思います。
まずは学研のおすすめできるところから。
■学研は一日にこなす枚数が少ない
公文は書く宿題が10枚、音読宿題が10枚と合計20枚を毎日こなすことが必要になります。一方で学研は1科目2ページのみ。これは親にとってはだいぶ楽です。
■学研はビジュアルが優れており、子供の食いつきがよい
食いつきという意味では学研はいいと思います。絵はかわいいし、カラフルだし割と興味をもってくれやすい。
■学研の文章題はひねりがきいている
上の画像にもあるとおり、噂通り学研の文章題はひねりがだいぶ聞いています。右から〇番目、左から〇番目、上から〇番目、下から〇番目というのはだいぶ娘も苦戦していました。それ以外の問題も集中しないとできない問題があります。
にもかかわらず公文を選ぶのは
■繰り返し学習という意味では公文の方が優れている
まず、公文も学研も値段に見合ったサービスを提供していることを強調したいと思います。決して学研の方が劣っているということではなく、学研は値段に見合ったサービスを提供しています。
さて、会計士の勉強をしている時に痛感したのは基本の大切さと繰り返す大切さ。基礎を身に着けることが学力の向上につながります。私は当時こなした問題をA(とても簡単、初見でできる)、B(答えはあっていたが、プロセスが間違えていた)、C(答えもプロセスも間違えている)に分類し、Cはほぼ2-3日に一回一巡するという方法をとっていました。
基礎を身に着けるのはそれほど簡単なことではなく繰り返すことが超重要。公文はそれをしてくれます。内容の難易度がゆっくりとあがっていき、何度も似たような問題が繰り返されていきます。
一方、学研も繰り返すことは可能です。間違えた問題が採点されて帰ってくるので。もっと繰り返したければ親がコピーを取ることもできるでしょう。しかし、問題は
そんなことしていられない。トータルで考えると手間がかからないのは公文という結論になりました。
■計算力が結局は大事だと思う
公文でよく言われているのが、算数の文章題が少ないというもの。公文の考え方としては算数の最終的な目標は高校数学ができようにすることなので計算力強化に特化しているというもの。博報堂のスピーチライターのひきたよしあきさんが著書の中で、昔、算数が苦手で何を聞かれているか分からなかったと。そしたら先生から問題を書き写すよう言われ、半信半疑でそれを続けたら算数が解けるようになったと書いていらっしゃいました。林先生も以前テレビで話していましたが要は国語力が大事だということです。
ただし、私は、算数の文章題を理解するのに必要な国語力はそれほど高くないと思っています。高校数学をやった方ならわかると思うのですが、高校に入ってくるとかなり高度な計算力が必要になってきます。数式が意味するところを理解することの方が全然大事であり、それには計算力を身につけないと解けません。
お値段がだいぶはるのでうちは公文の算数をとっておらず珠算をしていますが、ある程度のところで公文の算数を取ろうと思っています。公文も通信があるのでそちらをとろうかと。
という以上公文と学研の比較でした。公文信者のようなことを書いてしまいましたが、公文は本当にやり続けるのが大変です。なのであくまで参考および個人の感想ということで。