海外就職の始め方~LinkedInに自己PRを載せてみよう~

LinkedIn とは~LinkedInでできること~

LinkedInとは世界最大級のビジネス特化型SNS。Wikipediaによると、2018年4月現在、登録メンバーは5億4千万人を超すそうです。一昔前まで求職活動するためには履歴書を転職エージェントに提出し、そのエージェントから紹介してもらうという形が一般的でした。ネットにアップロードする形もありましたが、感覚的には使いずらく、エージェント経由で紹介してもらっていました。エージェントと会わなければいけないので、この方法は働いているとかなりの負担です。

では、LinkedInはどうなのかというと、

  • エージェントから声がかかりやすい。後述しますが「つながる」ことを目的としているのでエージェント側からの検索がしやすいのだと思います
  • 求職中の企業が一覧で表示される。エージェント経由での応募もできますが、企業に直接応募可能です
  • ”Easy 応募”の企業だとポータルから応募可能。LinkedInを通すと、志望動機などで多少カスタマイズが必要でも大きく手を加える必要がありません
  • 他の応募者の状況や自分の立ち位置が一目瞭然
  • 求人条件の検索がしやすい。以下に画像を掲載してみました。私のように海外にいると、場所でフィルターをかけられるのはとてもありがたいです。

 

まずは気軽に登録してみよう

登録は簡単で、アプリをダウンロードするか、直接ウェヴサイトにアクセスして画面指示に従うだけです。ただ、一点お勧めすることがあるとすればなるべく早めに素敵な写真(ビジネスシーンで活用できる)をアップロードする方がいいです。最初は自分の写真をネットに掲載するなんて、と抵抗がありますが、大丈夫です。ほぼみんな掲載していますし、人によっては写真の見栄えが素晴らしすぎて実物と乖離なんていうケースもあります。あまり気にせずにアップロードしてしまいましょう。

シンガポールで働きだして気づきましたが、私の知り合いはほぼ皆さんLinkedInのアカウントを持っています。

  • 以前のボスは採用候補者と会う前に該当者をLinkedInで検索してました
  • エージェントは面接前に面接者の情報をLinkedInで検索し、情報をシェアしてくれました
  • 転職活動をしていない現在の使い方としては、会社内の人とつながるために使っています。転職してやってきた人がほとんどの場合には、お互い相手のバックグラウンドを知りません。LinkedIn経由でつながってお互いのプロフィールをシェアすることでいろいろ仕事がやりやすくなります

知り合いを探してみよう、でも見つからなくてもあまり心配しないでください

ここはFacebookと同じで「会社」や「大学」から検索をかけることができます。うすーいつながりの人ともつながっていいのか迷うところですが、そもそもLinkedInに家族情報などは載せていないですし、純粋に自分の経歴だけです。私のつながりも大半はエージェントです。

自分が気になる人がいたらつながりリクエストを送ってみましょう。皆さんかなり気軽につながりリクエストを送ってきます。

例えば、

  • 過去もしくは現在に同じ会社にいた人。ただし仕事のからみはない、今後もない。ただ経歴をみて私に興味を持ってくれた人
  • 薄い面識しかない同僚
  • 私のいる業界に興味のある人(現在の会社が提供しているサービスについて、このサービスを受けるためにはどのようなステップが必要なのかとか、内容はどうなのかとか)
  • 自分の業界を売り込みたい人(うちの会社のサービスはお宅の会社の業務にものすごく役に立つと思いますとか)
  • あなたが在籍していた〇〇という会社の雰囲気はどんな感じ?これから応募するんだけど

とか。私のスタンスは

  • 顔写真があり、ある程度経歴を載せている人のつながりは受諾
  • 営業や、ネガティブな回答になりそうなものは基本的に返事を返さない

としています。つながりが増えるほどLinkedInは使い勝手がよくなっていくのでつながりはなるべく増やした方がよいです。

初めてだとドキドキしてしまうのですが、あまり心配せずに自己PRを充実させていくのがおすすめです。

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