住環境は隣人が左右する

シンガポールに来て今のコンドに住み始めてから早くも4年目を迎えます。

思えばいろいろな隣人がいました。中でも思い出に残る出来事を記録しておきたいと思います。

事件① 週末ごとにドラムをたたいてパーティーを楽しむ隣人

日本の住環境と大きく違うこと。それはシンガポールではコンドにパーティーを楽しむスペースがあるということです。バーベキューエリアやファンクションルームがほとんどのコンドにあります。そして週末ごとにパーティーを楽しむ人を見ることができます。子供の誕生日会なんかもこういうスペースでやる人も多いです。見ていて華やかだし目を楽しましてくれます。しかし、たてる音が

常識の範囲内であれば

シンガポールに来た当初、横のユニットにそのカップルは住んでいました。そして週末ごとにパーティーを開いていました。なぜ分かるのかというと我が家のマスタールームにまでドラムの振動が伝わってきたからです。ズンチャカズンチャカ、(そしてときどき)バリーンという音が夜中の12時をすぎても聞こえてきました。あの時はまだ不幸中の幸いでマスタールームを使っておらず不眠にはなっていませんでした。しかし、逆にいうと一番広くて快適なはずのマスタールームがこの夜の騒音のせいで使えませんでした。

楽しくどこかでパーティーを楽しんでくるのか、いきなりワッと煩くなるお隣さん。いつになったらマスタールームが使えるようになるのか・・・。

でもとうとうそんな日々にも終わりが訪れました。

引っ越していきました(たぶん)。

ある日、いつもは窓をそれでもしめているのにその日は全開でドラムをたたき、「もうこれはさすがに我慢の限界だ、苦情を言いに行こうと」と決意した翌日から全く音が聞こえなくなりました。あの音に参った人が苦情をいったのではないかとふんでいます。しばらく見かけないと思ったら、もう新しい人が住んでいました。引っ越し先ではせめてドラムはたたかないことを祈ります。

事件② 日曜大工が好きな隣人

日本ではあまり日曜大工が大好きな人をみかけませんが、こちらは組み立てを自分でやってしまう人が結構います。

我が上階のご夫婦も日曜大工が大好きだと思われます。なぜなら過去終日&連日にわたってトントンカンカンと音がしてたからです。もうその頃にはドラム事件が起きた時とは違い下の子が生まれ、全ての部屋をフル活用していました。なので逃げ場所はありません。

ある夜のことです。ここ一月にわたり、何をそんなに日曜大工をすることがあるのか昼間も夜もトントンカンカンしていた上階。それでもそれほど響くわけではないしということでだましだまし過ごしていました。しかし、その日は夜9時になる頃突然「ドンドンドン!!」と床に何かを直に打ち付ける音が!下の子と寝てたのですが、起きてしまうんではないかハラハラ。結局30分ぐらいで終わったものの、もうこれは明日こそ対策を打たねばと誓ったのでした。

さて私が翌日とった対策は非常にオーソドックスなもので

  • マネージメントオフィスに行き、苦情(マネージメントオフィスから当人に注意がいきます)
  • 上階のお部屋のドアにメモを貼っておく。メモにはごくごく丁重に「本当に申し訳ないだけど、赤ちゃんが起きちゃうから夜はせめて日曜大工やめてくれるかな。」と記載。

その夜は逆切れされたらどうしようかとドキドキしたのですが、なんともうその日から

騒音がなくなった!!

今でも時々トントンする時もありますが、短時間で終わるのでもういいやと思っています。

聞けば、我がコンドもいろいろと隣人トラブルがあるらしいです。トップは騒音、その次にはごみ捨てのマナー、犬の散歩の仕方(リースなしの人が結構いる)など人が集まるところにトラブルあり。

快適な住環境を左右するのは隣人だとしみじみ思った出来事でした。

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