ママ友事件簿

今日は、シンガポールで出会ったママ友との出来事を書いてみようと思います。

シンガポールに来たのは30代半ば。その頃から袖振り合うのも多生の縁ということわざを強く意識するようになりました。別れと出会いが多いシンガポール。私はめっぽう「別れ」に弱くこの人とは会えないと思うとすぐに切なくなってしまい、気持ちが切りかえられませんでした。でも、いつの頃から人との出会いはひと時だからこそ、この瞬間をお互いにとって気持ちの良いものにしたいと思えるようになりました。

とはいえすべての出会いが素晴らしいものになっているわけではありません。シンガポールはいろいろな人種、生き方をしている人が混じりあう国です。なかには疎遠になった人間関係もあります。

事件1~虫退治を頼んできたママ友

仲良くなったきっかけ:家がご近所さんでお互いに共働き。子供の年齢も近くすぐに仲良くなりました

疎遠になったきっかけ:ヤモリ退治を2-3か月おきに頼まれるようになった。そして最後は断ると「メイドさんまだ寝てないでしょ?彼女に頼んでくれない?フィリピンの人だからヤモリ退治ぐらいできるでしょ」と言われたこと。

現在の関係:まだご近所さんです。今は誘われても遊びには行かずに会ったら挨拶する程度

 

事件2~おもちゃを玄関の外に置いて行ったママ友

仲良くなったきっかけ:家がご近所さんで子供が同じ保育園に通っていた

疎遠になったきっかけ:彼女の子供が大きくなって使わなくなったおもちゃを譲りたいということだったのでありがたくもらうことに。お茶やお菓子を用意して待っていたが(日時は彼女が指定)、まてどくらせど来ない。連絡をしても返事なし。そして帰宅した主人により我が家の玄関の外におもちゃがおいてあったことが発覚。

後日、まだおもちゃをお渡したいとのことだったのでやんわりと断るもまだ言ってくるのではっきりといらないと断る。Why don’ you sell the used toys in the second market?と言ったぐらいだけど、私が気分を害しているのを自覚したのか自宅にお茶に招かれる。意外な不意打ちだったので断れず、お邪魔すると普通にもてなしてくれた。

現在の関係:彼女が母国に帰国したのでもう連絡はとっていない。

深く付き合ってしまうと自分の常識からは考えられないことが起こるのが人とのつながり。多文化の国シンガポールで暮らし始めて早4年目。人間関係はつかず離れずがいいというのは万国共通だと思います。そのさじ加減をいまだに修行中です。

 

 

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