娘とそろばんを始めました

私が断トツで娘に習わしたかったものがバレエなのであれば、主人が習わしたかったものは

そろばん。

私たちは夫婦ともにそろばんを習ったことがありません。このエクセル全盛時代に私たち夫婦がなぜ「そろばん」なのかというと、

  • 主人は暗算が瞬時にできる友人がおり単純に理屈抜きですごいと思っていた
  • 私は「数字の感覚」がある人を常々羨ましいと思っていた

ということです。

監査の現場に私は長らくいたのですが、「できる人」というのは数字間の整合性に非常に敏感でした。例えば償却費計算(手動でやっている会社は今はまずないと思いますが、例えばということでお許しください)が償却年数と取得原価を考慮してもこんなに高いのはなぜか、利益がそれほど出ていないのに繰延税金資産がなぜこんなに上がっているのか、とか「なぜ」と思うスピードが非常に速いのです。

現在、経理で働いているのですが、監査と同様に「できる人」は数値への感度が高いと思っています。例えばキャッシュフロー計算や税金、社会保険料の計算等のエラーを発見するのが非常に速いし鋭い。

このため、私も主人の意見に賛成しました。

しかし、ここはシンガポール。そろばん教室も恐ろしく高く、月謝が2万円を超える教室しか近場で探すことができませんでした。

ということで意を決して5月の終わりから私が娘にそろばんを教えています。教えながら思うのはそろばんは数字を教えるのに非常によくできた道具であること。娘も公文より面白いのか「そろばんと公文どっちからやる?」と聞くと

そろばん!といいます。今はパッチトレーニング②という問題集を1日15分~20分ぐらいかけてやっています。大人がやっても脳にいいらしいのでどこまでいけるのかはまだ分かりませんが、楽しくやっていきたいと思います。
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