Jewel Changiに行って考えたこと

4月17日にオープンしたジュエルチャンギに昨日、家族で行ってきました。敷地面積は13万平方メートル、総工費は17億シンガポールドル(1400億円)にも上ります。我が会社にもプレオープン招待のお知らせが来ていましたが、なんせ場所がチャンギ。わが社はウェスト。行ってみたいのはやまやまでしたがGood Fridayに行くことにしました。 さて当日。すでに知名度抜群のジュエルチャンギ。Grabでさくっと行くことができました。 ジュエルチャンギの設計はあのマリーナベイサンズの建築を手掛けたMoche Safdie. The New York Timesにも”At Singapore’s Changi Airport, A New Jewel Shines”という記事で取り上げられています。

 

一言でいうと、 非常に美しい建物でした。

  4月17日はシンガポールの公休日。したがって人、人、人。 竹林を歩きたくても人、人、人。 お店に入りたくても人、人、人。

 

噴水に近づきたかったのにこちらも人だらけ……。いや、滝に近づけなかったのは、かなりの迫力に我が娘二人が震え上がったせいで、遠くでシャッターを切るにとどめました。 この人工の滝は冷却効果を狙ったそうです。この狙いは功を奏し滝周辺は水飛沫で白く靄がかかったようになっており幻想的な効果がありました。 お店に入らなくても滝周辺を散歩したり、6月10日にオープン予定のCanopy Park 周辺を散歩したりするだけで十分家族で楽しめるのではないかと思いました。

 

特筆すべきはガラス張りかつ内部が涼しいので シンガポールにいながら高原にいるかのような錯覚に襲われることです(前提:人が少なければ)。 Safdieも自身のホームページで、 Jewel weaves together an experience of nature and the marketplace, dramatically asserting the idea of the airport as an uplifting and vibrant……. と紹介していますが,

建築のポイントは単純に便利な巨大なモールを作ったということではないです。 …echoing Singapore’s reputation as “The City in the Garden” と庭園との融合施設を作ったことにあります。そしてあらゆる人が利用できます(New York Timesによると60%の利用客がシンガポール在住者であることをチャンギエアポートは想定しています)。昨日の時点では人が多すぎて庭園気分を味わうどころではないですが。

 

圧倒的に洗練された空間の中で人工建造物が無機質で温かみがないという今までの自分の感覚が色あせていくのを感じていました。これからJewel Changiはたくさんの人の人生の交差点になるでしょう。Jewelというその名の通りいろんな人にとって華やかな思い出の場になるはずです。歴史的建造物や本物の自然はそれはそれで素晴らしいけれど、human orientedな建造物も負けずに素晴らしいと思った体験でした。  

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