かれこれワーキングマザー歴5年の私。上の子が1歳で職場復帰した時は日本におりまして、保育園登録書類の多さに四苦八苦しました。登録書類が足りない場合には選考外になると記載されていたため、それはそれは神経を使いました。
その後も所沢の第2子育休退園問題にみられるように、3歳までの子育ては家庭でという縛りは日本の子育てをとても窮屈なものにしていると思います。
これに対してシンガポールはお金さえ払えば誰でも子供を保育園に預けることができますし、シンガポーリアンであれば親が働いてても働いてなくても補助金を政府からもらえます(共働き家庭の方が補助金は多くつきます)。
Child care linkからの登録方法
気になる保育園に直接電話して確認する方法もありますが、ここではChild Care Linkからの登録方法を紹介したいと思います。自分の近所にどういった保育園があるかわからないときにはこのLinkを使うととても便利だと思います。
まず、Early Childhood Development Agencyという政府系のサイトにいきます。https://www.ecda.gov.sg/pages/default.aspx

黄色く囲んだChild Care Linkに行き、クリックし“Parents”を選択

Submit your interests ~を選択すると

Locationを選択できる画面が現れてその近辺の保育園の一覧が出てきます。
あとは画面の指示に従って保育園の登録(最高10個)をするだけです。園に空きがある場合には園から携帯に連絡がきます。
下の子の保育園を探していたのですが、9月に登録していた園からやっと先日空きがでたとの連絡がきました。その連絡もあっさりしたもので最初にメッセージがSMSで送られてくる→園に電話→所定の書類を取りに行く、で終了です。
保育の必要性を証明する書類がいらない
書類の種類で大きく違うのが、保育の必要性を証明する書類がいらないことです。日本で入園書類を揃えた時は、1日の労働時間を曜日単位で記載したと記憶しています。日本の保育園というのは福祉施設としての位置づけであり、働かなければならない家庭を救うというのが大前提なのだと当時はひしひしと感じました。またその必要性を行政が事細かにポイント制で判断するというのも日本らしいといえば日本らしいのかもしれません。一度このことをシンガポーリアンの同僚に話したとき冗談まじりに「シンガポーリアンは誰もそんな面倒くさいことをしたがらない」と言われました。
保育園登録をはじめシンガポールにいると行政がシンプルであることに感心することが多く日本との違いを考えるととても興味深いです。
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